9月1日(土)~30日(日)北野藍子個展 Back to nature

18年北野展DM写真面3
毎週土・日・月 12~17時開廊 土・日は作家が在廊します。ご高覧よろしくお願いいたします。
 北野藍子は陶器という耐久性が本質の素材を用いて、崩壊という逆ベクトルを示す作品で注目されている作家です。
 今回の展示は、ギャルリの3部屋に陶土、アクアリウム用珊瑚を使って手びねり、型、ろくろなどによる陶器を設置、時間とともに朽ちていく様子を現します。
「全てのものは、そのものが持つ一生という時間軸のなかで確実に終わりに向かっています。何百年 何千年とかたちを残す素材でも、月日をその身に纏いゆっくりと朽ちていく。そのためわたしたちがその一生を見届けることは稀だと思います。
 作品は、 短いスパンで崩壊していくように、陶土に異素材を混ぜ合わせて作っています。
ものの一生を私たちの把握できる時間軸に当てはめ、 最初は当たり前に触れること、使うことができるものが 朽ちていく なくなるということを体感することで、”在る”とはどういうことなのか認識する手がかりになるのではと思います」(北野)
北野藍子のプロフィール
1988 年奈良県生まれ。2012 年大阪芸術大学芸術学部工芸学科陶芸コース卒業 。 2012.年から1年間大阪芸術大学短期大学部非常勤助手。2015年4月から 長野県・蓼科で作陶。
2013年 北野藍子展-こおうするはなたち-(ギャラリー白/大阪)
2014年 北野藍子展(ギャラリー白/大阪)
グループ展
2014 年陶芸の提案2014″Line”(ギャラリー白/大阪) 2015年 白川野外美術展(京都) 陶芸の提案 今見えているもの”(ギャラリー白/大阪) 2016年 陶芸の提案“用を放擲して”(ギャラリー白/大阪) SICF17 (スパイラルガーデン/東京) 2017年JART7TH Japanese Emerging Artists Exhibition (Williamsburg Art & Histrical Center/New York) 陶芸の提案2017″必然” (ギャラリー白/大阪) 大阪芸術大学工芸学科 新進作家 陶芸展(あべのハルカス近鉄本店/大阪) wks.祭 立体展 (GALLERY wks./大阪) 着想は眠らない展(GALLERY 忘我亭/長野) 2018年 陶芸の提案2018″手に伝わる”(ギャラリー白/大阪)
入選
2015年神戸ビエンナーレ