6月1日(土)~30日(日)村岡由季子 INTERVAL展

 1974年生まれ、山梨県北杜市在住の村岡は、陶芸家、版画家、ダンスパフォーマーとしての作品を発表し続けています。最近、音楽で音符と音符の間の「間」=インターバルが大事なように、人間関係も自然も、つまりは世界全体が「間」でなりたつとの思いを、版画、染織、陶芸、また木工などのミクストメディアで作品化するようになりました。詳しくは下記の村岡のステートメントをごらんください。作品には中学校の美術教師でもある立場から、生徒さんの現代アート理解のための説明をつけました。

☆ワークショップ 6月8日土曜日夕方5時から
ギャルリ外のテラス(雨天の場合は、ギャルリ内で)を利用して、コンタクト・インプロビゼーション(身体を接触させたり適度な間を取り、空間や人、作品、音など周りとの関係を感じながら即興的に動くもの。)を取り入れた簡単にできるWS(ワークショップ)と それをもとにみんなでインターバル=間を意識したパフォーマンス体験をしたいと思っています。年齢や技術を問いません。音楽は、音響派の音楽家イノマタモスさんが担当してくれます。音楽も楽しみつつ、是非一緒に時間を共有してみませんか? 申し込み不要・無料
      村岡由季子ステートメント
最近、interval(インターバル)=間 について考えています。例えば、音。音と音のインターバル、間を感じる事が音楽を体験するうえで重要なのではないか?と思うようになってきました。音符や楽譜は、音楽を知る上での道標にはなるでしょうが、それは箱の外側だけのフィジカルなものでしかなく、本当はその箱の中身=音符と音符の間の方が大切で、それこそが音楽なのではないでしょうか?このことは、もしかしたら多くのみなさんの中では当たり前のことで、やっと気がつけたということだけなのかもしれませんが、私にとって大きな驚きと感動がありました。そのインターバルに本当のことが隠れていて、そこのことをもっとよく知りたい、常にそこを感じ取れるようになりたい、体験していきたいと切望するようになりました。
最初はそのように音から出発でしたが、これは決して音だけの事ではなく、もしかしたら多くの事で言えるのではないでしょうか?作品を作っていくと向き合う色や、形そして作品。色と色の間を感じるということは、輝きの色=光の体験なのかもしれませんし、出てくる形が、形から形へと変容していくその過程がインターバルなのかもしれません。また、作品ならば、作品制作を通して至る無心の状態が間にいるということで、作品と出合ってハッとした体験こそが、間に立った瞬間で精神から落ちてきた雫を受け取ったということなのかもしれません。他に、私と人の間や、私とこの空間、私と自然との間。時間とは何?対になる考え方の間とは?シンパシーとアンチパシ―の間に立つとは、一体どういうことなのか?と考え出すときりがありませんが、このような言語化しにくいところについてグルグル頭の中で想いを巡らせています。
このようなインターバルに対して1つの明確な答えがあるとは考えにくいですし、今日明日で答えが簡単に出るものでもないのでしょう。また、人によって全く違う感じ方をする事なのかもしれません。今まで、人や動植物に対して慈しみの気持ちや、畏敬の想いを作品にしてきましたが、さらにこれからは自分が物事と向き合う方法で一番得意な作品制作を通して、インターバル=間について自分なりに向き合っていきたいと思うになりました。今回は、途上ですが、今でできるインターバルをいろいろな角度から見つめ表現した作品の数々です。音と音の間の流れやエネルギーを形にしたり、音楽のハーモニー、植物の変容の形、現実と夢の狭間、水の変化などを表現しました。
 
19年村岡作品例1

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