5月26日(日)・27日(月)劉薇(リュウ ウエイ)絵画展

 ゴビ砂漠のほとりに生まれて文化大革命をかいくぐり、東京芸大大学院で音楽博士となったヴァイオリニストLiu Wei。辛酸の道のりを透きとおった美しい演奏にたかめて、ファンの心ををつかんで離しません。その彼女の絵画作品は、可憐でナイーブ。まるで少女そのままの感性をのぞき込むよう。もうひとつのLiu Weiからのプレゼントをお楽しみください。

リュウ ウエイ プロフィール
中国ゴビ砂漠西北の蘭州市に生まれる。文化大革命(1966~1976)のさなかに7才から隠れるように父の写譜でヴァイオリンを練習する。1986年西安音楽院を卒業後、来日。1999年東京芸大で音楽博士号を取得する。
日本、中国の各地で演奏活動も旺盛に行い、世界有数のオーケストラメンバーとの共演、また紀尾井ホール、浜離宮朝日ホール、サントリーホールでのソロコンサートも行う。山梨県北杜市在住で、八ヶ岳高原音楽堂、八ヶ岳やまびこホール出演でも親しまれる。
2023年より京都情報大学院大学教授。
『人工透析なしで10年でも元気な私の食生活』(講談社)は持病の腎不全を克服したレシピ本。

5月11日(土)~20日(月)荒木イチオ作品展 彩雲



開廊土、日、月曜日 5月11~13日 18~20日 13~17時
 アクリル絵の具で描き出した板絵の数々。イグレグの3室を異次元に変えてしまうかのようなインスタレーションです。
★作家コメント
作品テーマ「彩雲」彩雲とは太陽の光の影響で雲に多色の模様が見られる現象を指し、古来より吉兆のしるし、縁起の良いものと考えられています。
本作品は彩雲そのものを表したものではなく、その心象風景イメージとなります。また、画廊空間全体を「彩雲」の空間イメージで演出してみました。
作品にぐっと近づいて心象イメージの世界を楽しんだり、距離をとって展示空間を楽しんだりしてください。

あらきいちおプロフィール
1954年生まれ
多摩美術大学絵画科油画卒
2010年より山梨北杜市小淵沢に移住

-個展-
赤坂乾画廊
銀座ギャラリーpusse
新宿ギャラリー玄海
長坂おいでやギャラリー
ギャルリイグレグ八が岳

-グループ展-
西武デパート池袋、渋谷
大丸デパート東京
東急デパート 二子玉川
目黒美術館 
清里フォトミュージアム 
山梨県立美術館
日中交流展 上海、甲府
甲府一高 
甲府元麻布画廊
長坂おいでやギャラリー

-パブリックワーク-
鴨川高校エントランス壁画制作
東京練馬光が丘エントランスホール壁面制作
東京世田谷レストランfeel壁面制作

10月21日(土)~30日(月)古庄真理子ガラス絵展 ひかりの澄む場所


上・うたかた 15×15センチ

土・日・月 全6日間 13時~17時開廊 全日作家在廊

 ガラス絵とは透明なガラスの裏にアクリル絵の具、オイルパステル、色鉛筆などで絵を描き、表から鑑賞する絵画です。
 世界的な賞を得、版画家として活動する古庄真理子(長野県飯田市在住)は、このたびガラス絵に挑戦し新境地を開こうとしています。
「ガラス絵の大きな特徴は、裏から描くために、絵の具を重ねる順番や、左右が普通の絵画とは逆になること。反転や偶然性が面白い効果を生み出す感覚は、私が取り組んでいる版画の世界に通ずるものがあります。ガラスの奥から浮かび上がる独特で不思議な、そして色褪せることのない世界を、ぜひお楽しみください」 (古庄のステートメントより)

<略歴>
1997年 文化服装学院ファッション工科専門課程アパレル技術科卒業。創業間もないミナペルホネンで服作りに携わる。
2013年より故郷の飯田市で世界的に高名な版画家 今村由男氏に師事、銅版画をはじめる。
2017年 第37回 カダケス国際ミニプリント(スペイン)グランプリ受賞。
2018年 カダケス(スペイン)にて受賞個展を開催、審査員を務める。
カタルーニャ国立図書館(スペイン)に作品収蔵。
2019 /2017年 ギャルリイグレグ八が岳(山梨)にて個展
2021年 アンフォルメル中川美術館(長野)にて個展

10月7日(土)~16日(月)  今井和世 SHIZUKA姉妹展 FLOW


上・今井和世による水彩画 下・SHIZUKA作のアクセサリー

13~17時
今回は、火・水・木が休みになります。 
作家在廊日 できる限り

 姉のSHIZUKAは刺しゅうで、妹の今井和世は水彩画で。自然や人の想いの流れを表現し続ける二人です。

いまいかずよ 水彩画家 版画家
 1999年より八ヶ岳在住、自然豊かな暮らしのなかで野の草花、 鳥、虫などをモチーフに独学で水彩画を描きはじめ、『和光』のPR誌の表紙などメディアでも活躍する。2011 年から毎年デンマーク・ボーンホルム島と八ヶ岳を行き来しながら制作。季節の移り変わりを独特の感性でとらえた水彩画、版画に多くのファンをもつ。

しずか 工芸家
 1972年生まれ。今井和世の姉。 女子美術大学工芸科卒、国画展工芸入選などの経歴をもつ。八ヶ岳南麓には2000年~2003年在住。大胆さと繊細さがミックスした新感覚の染織作品で人気を得る。結婚により埼玉に移住。子育て中でも制作しやすい刺しゅうにシフトし、麻布に刺しゅう糸を使った抽象作品を手がける。今回はアクセサリー(ブローチ、首飾り、バングル)も出品。
「形として目に見えないものについて思考を巡らすことに興味を持ち続け、
麻の布のもつ肌触りや微かに感じる草の乾いた香りと
線として表現できる糸を好んで表現に使っています」今展へのステートメントより
 
★10月14日(土)13時から今井和世による水彩スケッチのワークショップを行います。
詳しくは@peteliskeをごらんください。

9月2日(土)~11日(月)ホークスみよし作品展「閃きの服」展

毎週土・日・月開廊 合計6日間 13~17時 全日作家在廊
ホークスみよしはロンドン、中東などで暮らし、絵画、銅版画などを手がけ、ステンシル(型染め)と出会いました。文化出版局、世界文化社などからステンシル染色の単行本を刊行し、第一人者ともいうべき存在です。個展は神戸大丸などで毎年行われ、ファンを集めています。昨年12月婦人之友社刊別冊明日の友の表紙を飾り、話題を呼びました。
 
 今回は秋にふさわしいはおりもの、オーバーブラウス、上着、ボレロ、タペストリー、クッション、ランナーなどに加え、絵画、版画などのアート作品も楽しんでいただく趣向です。それらには洗練とともに料理研究家でもあるホークスの暮らし周りに寄せるあたたかい視線も感じていただけることでしょう。

8月19日(土)~26日(土)アンネ・フランク全国巡回パネル展


 11時~17時 最終日15時まで
●入場料:無料
●主催:旅するYogiYogi(大阪府茨木市)
●共催:ANNE FRANK Panel Exhibition Office
●協力:駐日オランダ王国大使館
    ギャルリイグレグ八が岳 

 アンネ・フランクパネルとはオランダの Anne Frank House (アンネの家) から託されたアンネの生涯、また当時の社会情勢を表した大型パネル(197×94センチ)・ 約30枚 (日本語/英語2か国語版) です。世界十数カ国を巡回し、日本では2009年の上智大学での開催から各地で100回を超える巡回展を行っています。長野県と山梨県では展示がありませんでしたので、旅するYogiYogiの主宰者小澤リリイさんの主催により、甲信地方初の展示を行うことになりました。イグレグのあとは東京の青山学院大学への開催に送り出されるなど、このパネルは常に日本中を休みなく巡回しています。
 第二次世界大戦、太平洋戦争を知る人も少なくなっていく時代に危機感をもち、さまざまな関連する事柄を次世代に伝えていかなければ、との思いがあります。アンネの生涯をこどもたちに知ってもらい、大人には平和への思いを更新する機会としてほしいと考えています。
★8月19日(土)初日11時半から作家の徐京植(ソキョンシュク)さんのたくはつトーク『アンネの時代とアウシュヴィッツから生還した作家プリモ・レーヴイ』が行われます。先着10名
★ 8月22日(火)13時30分~14時30分 八ヶ岳朗読サークルほがらかによる朗読の時間『平和を願って』
★会期中、造形作家小林さちこの天使を展示。
★戦争や平和にまつわる書籍コーナー、ミニバザーを開催。
★古絵本や木のおもちゃを集めて施設や病院に。
★旅するYogiYogi展で反響の大きかった『りんごの棚』も引き続き展示。

7月22日(土)~8月12日(土)旅するYogiYogi 手作り絵本展

7月22日(土)~8月12日(土) 休み7月26日(水)・31日(月)~8月4日(金)・10日(木)
 10時20分~17時(初日13時~)
 
 旅するヨギヨギは、手作り絵本の展示をメインにした移動ギャラリーです。夏休みシーズンに行われる北杜市のギャルリイグレグ八が岳での開催は4回目になります。
 絵本は幼稚園児から71歳までの手作り絵本が約100冊。編集者・出版社の調整を経ないため、作者の思いがダイレクトに絵と文章に表れ、見る人に訴えかけます。
 主宰のリリイさんのマイノリティへの配慮として今回は『NPO法人弱視の子どもたちに絵本を』からの出品、また、スエーデンの図書館から始まった機能障害により字の読みにくい子供たちのための本棚『リンゴの棚』を設けています。全盲の彫刻家三輪途道さんがモデルの写真絵本、その作品も展示します。
イベント、販売などの詳細は以下のDM画像をごらんください。

7月1日(土曜)~10日(月)アマラ和作品展 『不安定要素』


土・日・月のみ。合計6日間 13:00~15:007月1日(土)ー10日(月) 13:00?17:00(土、日、月のみ開廊) 計6日間
 アマラ和(あまらより)は精神科ソーシャルワーカーとして勤務した後、チベットからエジプトへの1年半の一人旅、舞台芸術の研究所での身体表現修行などを体験。2013年からシングルマザーとして北杜市に在住、さまざまな人生経験が作品の変遷につながります。「我々は不安定な中に生きる実感、快感を得る生物である」との今回のコンセプトは美しくひび割れた画面に表現されています。
●今回の個展へのステートメント
 世界も人間も不安定で破滅的な部分を持っている。それらを直視せずに理想郷を語ることは出来ないし、我々は不安定な中に生きる実感、快感を得る生物である。当展示ではアクリル絵具に廃材やミクストメディアを用い、ひび割れや鉱物(自然物)的、人工的質感を交えることで、不安定な世界の長い年月、不安定な人間の意識、そこにある永遠性と生命力を表したいと制作した。作品と鑑賞者の間に共通する不安定要素が現れたら幸いである。
●作家プロフィール
1972 東京生まれ
1994 日本社会事業大学社会福祉学部児童福祉学科 卒業
1998年よりチベットからエジプトへの1年半の一人旅で絵を描き始める。
2002年から2年間、パパ・タラフマラ舞台芸術研究所入所。バレエ、コンテンポラリーダンス、演技、舞踏、など身体表現の研鑽を積む。
以降、絵画展示、身体表現、を行いつつ精神科ソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士)。
 東京、関西、バリ島などでも絵画展と身体表現を行う。
山梨県では、21世紀の縄文人展(北杜市)、ますとみやまART(北杜市)、NOWHERE展(山梨県立美術館)、などに参加。

6月3日(土)ー12日(月) ブラックホール 高橋辰雄個展  


画像は高橋辰雄『不安のオリジン』より 
 数年前から難病の重傷性筋萎縮症を抱え、車椅子で行動しながら作品制作に取り組む高橋は今年ことに旺盛に制作、発表を行っています。長野県との県境である山梨県北杜市に位置するイグレグでの個展は、個展で長野を縦断する試みの出発点としたい、と企画されました。
 ブラックホールをタイトルに据えたのは「誰も見たことがなく、科学者だけでなく、芸術家にも刺激を与えてくれる存在だから、私も楽しもうと思って」闊達な創作のモチベーシヨンとしたようです。
 段ボール、針金、木製パネルを使ったオブジェたちから「楽しみ」の軌跡を感じ取る楽しみを味わっていただけることでしょう。

●作家略歴
1952年、 山梨県甲府市生まれ。甲府第一高等学校卒業、2,3年時は大学紛争の最中で大学受験も中止となり混乱した状況を過ごした。
とりあえず地元の山梨大学工学部計算機科学科に一期生として入学、卒業後、改めて、Bゼミ-school、創造のアトリエ(横浜)に学ぶ。
大学に戻りしばし研究生として過ごしながら、再び上京し東中野の新日本文学会文学学校に学ぶ。’80年代以降は活動拠点を山梨に置く。
地場産業に密着したデザイン事務所を営みながら、<絵画のプラクシス(実践)展><環境芸術ワークショップ>を半世紀を越え主宰。
美術家&ライターとして、山梨を中心に横浜、東京、静岡で発表を重ねて来た。

5月20日(土)~29日(月)藤井浩一朗 『人と彫刻のあいだに在るもの・雑木林での制作から』

毎週土日月 合計6日間 13~17時

2011年~2023年の作品を展示します。新緑と響きあう造形をお楽しみください。

作家からのメッセージ
 1989年より、「存在すること」をテーマに、鉄・鉄粉・針金・紙・透明樹脂・言葉・石などの素材を通じて野外彫刻、立体、平面作品の制作及び執筆を行ってきました。「存在」とは、意識することで立ち現れてくるものだと捉えています。
 このたび、12 年ぶりとなる個展を、前後に南アルプスと八ヶ岳をのぞむ若葉みどりの場で開催いたします。タイトルは「人と彫刻のあいだに在るもの・雑木林での制作から」として、つくられた実体をもたないかたちに、新たな存在のよりどころを感じていただければと思います。それはあたかも、直接には触れることのできない「こころ」のように。

エッセイ「石に引いた正中線」(2018年)から
大 理石を素材に、一見左右対称のようにみえる彫刻を制作している。シンメトリーにみえて、実は微妙に左右が違うように進めている。いや、進めているのではなく、石が私にそうさせるのだ。
( 中略 )出来上がった作品を前にして、それに気づかない人は、シンメトリーの呪縛に縛られている。
( 中略 ) 自分の顔を鏡で見るとよくわかる。左右の眼のかたち、位置、大きさは、決して同じではない。( 中略 ) しかし、左右対でないものに心臓がある。
それどころか一つしかない。血液の流れをつかさどる重要なポンプの役割があるこの心臓の相方はどこにあるのか。( 中略 ) かたちをもたない「こころ」というものが心臓の相方ではないかと考える。( 中略 )「こころ」のポンプを動力として制作はあるのだと思われる。

藤井 浩一朗 略歴
1963 年大阪生まれ。1988 年東京造形大学造形学部美術 II 類 ( 彫刻 ) 卒業。1990 年同大学彫刻研究室修了。1997~8 年ニューヨーク在住 ( ポーラ美術振興財団在外研修 )。1999 年国内若手芸術家研修 ( 文化庁 )、ホルベインスカラシップ。2008~9 年上海在住 ( 文化庁若手芸術家在外研修・復旦大学上海視覚芸術学院 )。
ときわ画廊、INAX ギャラリー 2, 伊藤忠ギャラリー、ギャラリーせいほう NADiff( いずれも東京 )、高島屋本店 ( 大阪 ) などで個展開催。
主なグループ展に、ソクラテス彫刻公園プロポーサル ( ニューヨーク )、VOCA2000、VOCA2001( 上野の森美術館 )、中国万国博覧会彫刻プロジェクト ( 上海万博公園 )。