7月24日(水)~8月22日(木)のうちの15日間 旅するYogiYogi八ヶ岳2024夏編


●会期 
7月24日(水)~28日(日)
8月10日(土)~13日(火)
  17日(土)~22日(木)
 開催時間 10時~17時
  ただし7月24日と8月17日は12時~
8月13日は14時まで
    入場・参加費無料
 
 旅するヨギヨギは大阪・茨木市在住の小澤リリイさんが主宰する移動ギャラリー。イグレグでの開催は5回目になります。主体は印刷物でない手描きの創作絵本。原画から作者の生き生きした息吹が伝わります。ことしは山梨からは坂本泉、村田りょーへー、ヤマシタ、ZINEでマツシタリンカが参加します。
 絵本のほか、昨年からは脳の機能障害で本が読みにくい人のためのりんごの棚を作ったり、昨年末に亡くなった作家・徐京植(ソ・キヨンシク)さんのアウシュヴィッツやガザに触れた本なども紹介します。そしてさまざまなアート作品や福祉作業所で作られた布製品、グッズ、途上国を知るためのレトルト食品もそろえたのがYogiYogiならでは。
 ガーデンの木陰では研究者のトーク、わらべ歌や昔遊びの実践、地元の女性たちによるキャベツ座のアーティスティックな人形劇、谷川俊太郎の詩の朗読も行います。

詳しい内容は、はてなブログ「旅するヨギヨギ」で。https://tabisuruyogiyogi.hateblo.jp/

参加・体験・交流の時間(参加費無料)スケジュール
🟡Ⓐ詳細や時間帯はギャルリかブログでhttps://tabisuruyogiyogi.hateblo.jp/
🟡Ⓑ要申込(ギャルリ直接かお電話080-6531-3131で)

⬜Ⓐキャベツ座のショート人形劇(各回約3分:定員3名) 7/27(土)14時~15時半(6公演)8/18(日)15時頃~16時半(6公演)

⬜Ⓐ八ヶ岳朗読サークルほがらか「朗読、そして交流の時間」 7/28(日)10時半~11時半 8/18(日)14時~15時

⬜ⒶⒷ「絵本を一緒に読みませんかvol.6」“すてきな年の重ね方”をいっしょに考えます~
岩渕亜希子(追手門学院大学准教授 社会学)
8/10(土)10時半~12時(定員10名)

⬜Ⓑトークイベント「聞かせて! りんごの棚のこと」
~ディスレクシアの困難さと支援 と りんごの棚の取り組みについて~
池下花恵 (相模女子大学教授・教育工学 こ どもとメディア・ディスレクシアの学習支援)
8/21(水)14時半~16時

⬜Ⓐ「わらべ歌 昔遊び 木版画」中井英美 村田美菜子
一緒にお話しましょう あそびましょう うたいましょう!
 8/21(水)22(木)各日4時間半在廊

⬜Ⓐ水木日+8/10(土)「りんごの棚 関連ミニワークショップ」旅Yogi

7月7日(日・織り姫の日!) 8日(月)流しの洋裁人10周年記念イベント


両日とも午後1時~5時開催

 大学講師から流しの洋裁人になった原田陽子。その根っこには「洋服は機械が作るものと思っていた」 という若者に生活や社会への意識を変える一歩になれば、の願いがありました。全国を流す活動をはじめて10年、最初に企画展を行ったイグレグで、パネルや動画でその歩みを振り返るとともに、これからも続く富士吉田の小規模経営の機屋さんの生地を使った服の受注販売をいたします。

 服はセミオーダー お渡しは2ヶ月後 価格帯は19,800円から66,000円
見ても触れても心地よい生地と、ていねいな縫製の服をお楽しみいただけます。
★即売の服、生地も用意しています。

はらだようこプロフィール
1984年 岡山県生まれ。
2004年3月 武庫川女子大学生活環境学部生活環境学科テキスタイルアドバイザーコース卒業。
      繊維製品品質管理士(TES)、など各種の資格を取得、学長賞なども受賞
2007年4月~2011年2月 岐阜市にあるファストファッションメーカーの営業職につき、3億円の個人売り上    げ達成後に、今後自分が服を通して何ができるのかを考えるため退社。
2011年4月~2016年3月 武庫川女子大学生活環境学科助手。
   「流しの洋裁人」の活動がスタートする。(2014年9月~)
2015年4月~2016年3月 大阪成蹊短期大学 被服実習の非常勤講師
2016年4月~2017年3月 京都芸術大学 空間演出デザインコース 専任講師
2018年4月~2020年3月 山梨県富士吉田市繊維産業活性化地域おこし協力隊着任(総務省の事業)。富士吉田市へ移住し、地元の郡内織物の価値を流しの洋裁人の活動とともに全国の消費者や業界へPR。 新宿伊勢丹、名古屋高島屋や青山スパイラルにて展示販売も行う。
2020年4月~ フリーランス(流しの洋裁人1本)を再開。コロナ渦の中で結婚、出産。現在2児の母。

●SNSアカウント 及び 活動内容の掲載URL
Instagram:
https://www.instagram.com/oharikotraveler_yokoharada/?hl=ja

Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100063494173444&locale=ja_JP

Twitter :

活動掲載記事
https://www.juki.co.jp/household_ja/world/l3/l4/vcms_1495.html

vol. 1 原田陽子氏

ハタフェスがあったから|流しの洋裁人


https://senken.co.jp/posts/sitateya-haradayouko?gad=1&gclid=CjwKCAjwqZSlBhBwEiwAfoZUIBrHd-5MNnNBXpeVCLiGf0VCNLMAzoaEHPCElQPfg2IJvvH8NnCykhoCGvQQAvD_BwE

寄稿記事

流しの洋裁人の旅日記

流しの洋裁人の「流れるママ日記」 01

6月8日(土)~24日(月)塚田裕展


上 ギャルリ前で制作中のわらの作品 下 室内でのインスタレーションに展示する作品

全11日 6月8日(土)~10日(月)
 14日(金)~17日(月)
 21日(金)~24日(月) 開廊 13~17時
 諏訪市出身、在住の美術家、塚田裕は、田植えから参加して育てた稲のわらをを使い、ボランティアスタッフの手を借りて作る壮大な作品で知られます。今回もギャルリの庭にわらの作品(2×2×1メートル)を展示しますが、ギャルリ屋内では自然を取り込んだ実験的なインスタレーション展示を展開します。メインは土を入れたビニール袋49個に枝豆のタネをまく作品。また、複数のアクリルの箱にニンジンの苗を水耕栽培する試みも。会期終わりには大きく成長し、人知を超えた自然の営みへの再認識を促します。壁にはキャンバスにアクリル絵の具、ビニール、布などを重ねた17×21センチの作品を多数配置します。

作家プロフィール
つかだ・ひろし
1966年、長野県生まれ。和光大学人文学部芸術学科油彩専攻卒業。
2003〜08年、富士見町にアトリエを構える眞板雅文(1944−2009)のアシスタントを務める。
05年、個展(みゆき画廊/東京)。
07、09、11年、シュライニング国際音楽祭(オーストリア)招聘展示。
09〜17年、山中湖国際音楽祭(山梨)招聘展示。
11〜19年、個展(画廊るたん/東京、松本市美術館市民ギャラリー/長野、Gallery Amano/山梨)。
20年、シンビズム3出展(茅野市美術館)。
21年、個展・INSIDE/OUTSIDE(原村八ヶ岳美術館/長野)。
23年、新・空間縁起(アンフォルメル中川村美術館)。

5月26日(日)・27日(月)劉薇(リュウ ウエイ)絵画展

 ゴビ砂漠のほとりに生まれて文化大革命をかいくぐり、東京芸大大学院で音楽博士となったヴァイオリニストLiu Wei。辛酸の道のりを透きとおった美しい演奏にたかめて、ファンの心ををつかんで離しません。その彼女の絵画作品は、可憐でナイーブ。まるで少女そのままの感性をのぞき込むよう。もうひとつのLiu Weiからのプレゼントをお楽しみください。

リュウ ウエイ プロフィール
中国ゴビ砂漠西北の蘭州市に生まれる。文化大革命(1966~1976)のさなかに7才から隠れるように父の写譜でヴァイオリンを練習する。1986年西安音楽院を卒業後、来日。1999年東京芸大で音楽博士号を取得する。
日本、中国の各地で演奏活動も旺盛に行い、世界有数のオーケストラメンバーとの共演、また紀尾井ホール、浜離宮朝日ホール、サントリーホールでのソロコンサートも行う。山梨県北杜市在住で、八ヶ岳高原音楽堂、八ヶ岳やまびこホール出演でも親しまれる。
2023年より京都情報大学院大学教授。
『人工透析なしで10年でも元気な私の食生活』(講談社)は持病の腎不全を克服したレシピ本。

5月11日(土)~20日(月)荒木イチオ作品展 彩雲



開廊土、日、月曜日 5月11~13日 18~20日 13~17時
 アクリル絵の具で描き出した板絵の数々。イグレグの3室を異次元に変えてしまうかのようなインスタレーションです。
★作家コメント
作品テーマ「彩雲」彩雲とは太陽の光の影響で雲に多色の模様が見られる現象を指し、古来より吉兆のしるし、縁起の良いものと考えられています。
本作品は彩雲そのものを表したものではなく、その心象風景イメージとなります。また、画廊空間全体を「彩雲」の空間イメージで演出してみました。
作品にぐっと近づいて心象イメージの世界を楽しんだり、距離をとって展示空間を楽しんだりしてください。

あらきいちおプロフィール
1954年生まれ
多摩美術大学絵画科油画卒
2010年より山梨北杜市小淵沢に移住

-個展-
赤坂乾画廊
銀座ギャラリーpusse
新宿ギャラリー玄海
長坂おいでやギャラリー
ギャルリイグレグ八が岳

-グループ展-
西武デパート池袋、渋谷
大丸デパート東京
東急デパート 二子玉川
目黒美術館 
清里フォトミュージアム 
山梨県立美術館
日中交流展 上海、甲府
甲府一高 
甲府元麻布画廊
長坂おいでやギャラリー

-パブリックワーク-
鴨川高校エントランス壁画制作
東京練馬光が丘エントランスホール壁面制作
東京世田谷レストランfeel壁面制作

10月21日(土)~30日(月)古庄真理子ガラス絵展 ひかりの澄む場所


上・うたかた 15×15センチ

土・日・月 全6日間 13時~17時開廊 全日作家在廊

 ガラス絵とは透明なガラスの裏にアクリル絵の具、オイルパステル、色鉛筆などで絵を描き、表から鑑賞する絵画です。
 世界的な賞を得、版画家として活動する古庄真理子(長野県飯田市在住)は、このたびガラス絵に挑戦し新境地を開こうとしています。
「ガラス絵の大きな特徴は、裏から描くために、絵の具を重ねる順番や、左右が普通の絵画とは逆になること。反転や偶然性が面白い効果を生み出す感覚は、私が取り組んでいる版画の世界に通ずるものがあります。ガラスの奥から浮かび上がる独特で不思議な、そして色褪せることのない世界を、ぜひお楽しみください」 (古庄のステートメントより)

<略歴>
1997年 文化服装学院ファッション工科専門課程アパレル技術科卒業。創業間もないミナペルホネンで服作りに携わる。
2013年より故郷の飯田市で世界的に高名な版画家 今村由男氏に師事、銅版画をはじめる。
2017年 第37回 カダケス国際ミニプリント(スペイン)グランプリ受賞。
2018年 カダケス(スペイン)にて受賞個展を開催、審査員を務める。
カタルーニャ国立図書館(スペイン)に作品収蔵。
2019 /2017年 ギャルリイグレグ八が岳(山梨)にて個展
2021年 アンフォルメル中川美術館(長野)にて個展

10月7日(土)~16日(月)  今井和世 SHIZUKA姉妹展 FLOW


上・今井和世による水彩画 下・SHIZUKA作のアクセサリー

13~17時
今回は、火・水・木が休みになります。 
作家在廊日 できる限り

 姉のSHIZUKAは刺しゅうで、妹の今井和世は水彩画で。自然や人の想いの流れを表現し続ける二人です。

いまいかずよ 水彩画家 版画家
 1999年より八ヶ岳在住、自然豊かな暮らしのなかで野の草花、 鳥、虫などをモチーフに独学で水彩画を描きはじめ、『和光』のPR誌の表紙などメディアでも活躍する。2011 年から毎年デンマーク・ボーンホルム島と八ヶ岳を行き来しながら制作。季節の移り変わりを独特の感性でとらえた水彩画、版画に多くのファンをもつ。

しずか 工芸家
 1972年生まれ。今井和世の姉。 女子美術大学工芸科卒、国画展工芸入選などの経歴をもつ。八ヶ岳南麓には2000年~2003年在住。大胆さと繊細さがミックスした新感覚の染織作品で人気を得る。結婚により埼玉に移住。子育て中でも制作しやすい刺しゅうにシフトし、麻布に刺しゅう糸を使った抽象作品を手がける。今回はアクセサリー(ブローチ、首飾り、バングル)も出品。
「形として目に見えないものについて思考を巡らすことに興味を持ち続け、
麻の布のもつ肌触りや微かに感じる草の乾いた香りと
線として表現できる糸を好んで表現に使っています」今展へのステートメントより
 
★10月14日(土)13時から今井和世による水彩スケッチのワークショップを行います。
詳しくは@peteliskeをごらんください。

9月2日(土)~11日(月)ホークスみよし作品展「閃きの服」展

毎週土・日・月開廊 合計6日間 13~17時 全日作家在廊
ホークスみよしはロンドン、中東などで暮らし、絵画、銅版画などを手がけ、ステンシル(型染め)と出会いました。文化出版局、世界文化社などからステンシル染色の単行本を刊行し、第一人者ともいうべき存在です。個展は神戸大丸などで毎年行われ、ファンを集めています。昨年12月婦人之友社刊別冊明日の友の表紙を飾り、話題を呼びました。
 
 今回は秋にふさわしいはおりもの、オーバーブラウス、上着、ボレロ、タペストリー、クッション、ランナーなどに加え、絵画、版画などのアート作品も楽しんでいただく趣向です。それらには洗練とともに料理研究家でもあるホークスの暮らし周りに寄せるあたたかい視線も感じていただけることでしょう。

8月19日(土)~26日(土)アンネ・フランク全国巡回パネル展


 11時~17時 最終日15時まで
●入場料:無料
●主催:旅するYogiYogi(大阪府茨木市)
●共催:ANNE FRANK Panel Exhibition Office
●協力:駐日オランダ王国大使館
    ギャルリイグレグ八が岳 

 アンネ・フランクパネルとはオランダの Anne Frank House (アンネの家) から託されたアンネの生涯、また当時の社会情勢を表した大型パネル(197×94センチ)・ 約30枚 (日本語/英語2か国語版) です。世界十数カ国を巡回し、日本では2009年の上智大学での開催から各地で100回を超える巡回展を行っています。長野県と山梨県では展示がありませんでしたので、旅するYogiYogiの主宰者小澤リリイさんの主催により、甲信地方初の展示を行うことになりました。イグレグのあとは東京の青山学院大学への開催に送り出されるなど、このパネルは常に日本中を休みなく巡回しています。
 第二次世界大戦、太平洋戦争を知る人も少なくなっていく時代に危機感をもち、さまざまな関連する事柄を次世代に伝えていかなければ、との思いがあります。アンネの生涯をこどもたちに知ってもらい、大人には平和への思いを更新する機会としてほしいと考えています。
★8月19日(土)初日11時半から作家の徐京植(ソキョンシュク)さんのたくはつトーク『アンネの時代とアウシュヴィッツから生還した作家プリモ・レーヴイ』が行われます。先着10名
★ 8月22日(火)13時30分~14時30分 八ヶ岳朗読サークルほがらかによる朗読の時間『平和を願って』
★会期中、造形作家小林さちこの天使を展示。
★戦争や平和にまつわる書籍コーナー、ミニバザーを開催。
★古絵本や木のおもちゃを集めて施設や病院に。
★旅するYogiYogi展で反響の大きかった『りんごの棚』も引き続き展示。

7月22日(土)~8月12日(土)旅するYogiYogi 手作り絵本展

7月22日(土)~8月12日(土) 休み7月26日(水)・31日(月)~8月4日(金)・10日(木)
 10時20分~17時(初日13時~)
 
 旅するヨギヨギは、手作り絵本の展示をメインにした移動ギャラリーです。夏休みシーズンに行われる北杜市のギャルリイグレグ八が岳での開催は4回目になります。
 絵本は幼稚園児から71歳までの手作り絵本が約100冊。編集者・出版社の調整を経ないため、作者の思いがダイレクトに絵と文章に表れ、見る人に訴えかけます。
 主宰のリリイさんのマイノリティへの配慮として今回は『NPO法人弱視の子どもたちに絵本を』からの出品、また、スエーデンの図書館から始まった機能障害により字の読みにくい子供たちのための本棚『リンゴの棚』を設けています。全盲の彫刻家三輪途道さんがモデルの写真絵本、その作品も展示します。
イベント、販売などの詳細は以下のDM画像をごらんください。