7月5日(土)~14日(月) ノナカミホ個展 もっと黒く もっと白く


毎週土、日、月 13:00~17:00 開廊

1991 年山梨県南アルプス市生まれ、在住のノナカ。
小学3年のころから不登校になり、20才のころには執拗な手洗い、入浴などで、強迫性障害と診断され精神科の病院に入院、そこで描き始めたボールペン画と、美術指導に訪れた上野玄起さんとの出会いがアールブリュット作家としての道を開くことになりました。
イグレグでのノナカの個展は3回目。作風は年々変化、深化して作家の成熟を感じさせます。定番の黒い線が生み出す緊張をはらんだ黒ボールペン画に、ことしは白ペン画が加わり、「いつも見に来てくれる人に新しい作品世界を見せたい」という意欲作が並びます。
7月5日と12日の各土曜日はノナカのイラストを商品化したTシャツとトートバッグを発売します。

6月21日(土)~30日(月)ケイティ・カミヤ個展『シバイヌのいる童画』



合計6日間 13~17時
100号の大作を4~6点、小は0号までの油絵を合計20数点展示します。
還暦すぎての2022年現代童画展奨励賞受賞、23、24年には連続二科展入選。女性として、人間としての人生のいろいろは、純粋な愛情で結ばれた犬をモチーフにギリシャ、ローマなどのヨーロッパの童話に仮託させ、シュールレアリズムの画面に着地しようとしています。

ケイティ・カミヤ
東京生まれ。英語教師をしながら2女を育てる。のち、京都芸術大学、同大学院を卒業。ノドから手が出るほど欲しかったリカちゃん人形を禁じるなど、厳しい父のもとにあった幼少期、童話に逃げ込んでいたことが今日の作画につながる。