上 ギャルリ前で制作中のわらの作品 下 室内でのインスタレーションに展示する作品
全11日 6月8日(土)~10日(月)
14日(金)~17日(月)
21日(金)~24日(月) 開廊 13~17時
諏訪市出身、在住の美術家、塚田裕は、田植えから参加して育てた稲のわらをを使い、ボランティアスタッフの手を借りて作る壮大な作品で知られます。今回もギャルリの庭にわらの作品(2×2×1メートル)を展示しますが、ギャルリ屋内では自然を取り込んだ実験的なインスタレーション展示を展開します。メインは土を入れたビニール袋49個に枝豆のタネをまく作品。また、複数のアクリルの箱にニンジンの苗を水耕栽培する試みも。会期終わりには大きく成長し、人知を超えた自然の営みへの再認識を促します。壁にはキャンバスにアクリル絵の具、ビニール、布などを重ねた17×21センチの作品を多数配置します。
作家プロフィール
つかだ・ひろし
1966年、長野県生まれ。和光大学人文学部芸術学科油彩専攻卒業。
2003〜08年、富士見町にアトリエを構える眞板雅文(1944−2009)のアシスタントを務める。
05年、個展(みゆき画廊/東京)。
07、09、11年、シュライニング国際音楽祭(オーストリア)招聘展示。
09〜17年、山中湖国際音楽祭(山梨)招聘展示。
11〜19年、個展(画廊るたん/東京、松本市美術館市民ギャラリー/長野、Gallery Amano/山梨)。
20年、シンビズム3出展(茅野市美術館)。
21年、個展・INSIDE/OUTSIDE(原村八ヶ岳美術館/長野)。
23年、新・空間縁起(アンフォルメル中川村美術館)。