姉のSHIZUKA(しずか)は刺繍、妹の和世は水彩画と版画で、八ヶ岳の南麓で育んだ自然への感性を表現する二人展です。
写真上は今井和世の水彩画と版画作品。下はSHIZUKAの作品
いまいかずよ
独学で水彩で絵を描きはじめ、2000年より八ヶ岳に移住 、アトリエ空詩土を構え、 野の草花、鳥、などをモチーフに創作。2011年デンマークホイスコーレ工芸学校に留学 。その後も八ヶ岳とデンマークを行き来しながら制作と発表を続ける。
「とんぼやゆれる草たちをじっと見つめているとスッーと外側の世界が私の内に入ってきて、そこに属しているのだと感じられる。畑仕事、読書、旅、自然と自分との境界線が淡く曖昧になる瞬間の感覚、心に映ったささやかな物語を水彩と版画で表現しています」。
☆作品点数 絵画40×20㎝ 20点 版画22×32㎝ 10点
しずか
女子美術大学芸術学部工芸科染織卒業。
型染・草木染での制作活動を経て刺繍に取り組む。
「麻の布の持つ肌触りや、微かに感じる草の乾いた香りと、線として表現できる糸を好んで表現に使っています。
人の心や思考の中に浮かぶものも自然界の様々な現象の一部である様に思え、そんな現象のほんの一部を切り取った刺繍でありたいと思います」。
☆作点数 額装 最大27㎝×39㎝ほか10点 ブローチ、首飾り、帯留めなど40点
★10月17(金)13時から刺しゅうのワークショップ[糸を使ったグリーティングカード作り]を行います。 参加費2000円 要予約 イグレグ☎080-6531-3131へ
下は作品例



