5月7日(土)~23日(月)守屋玲子作品展「きみのいた季節」を開催いたします

土曜~月曜・13~17時まで開場

静寂は、きみといた季節に、
たくさんの愛があったと知らせてくれた。
時間や存在は過ぎ去ってみれば、かけがえのないもので、
どんな時も、1人の時も、大切な時間だった。

愛する存在、愛する物たち、愛する時間、愛する仕事、
この瞬間、この命の美しさを感じたら、それが全ての幸せだ。
守屋玲子 作品展に寄せて

大切な人や日常を愛する世界観を、小さな画面に閉じ込めるイラストレーター守屋玲子。角田光代の新聞小説や、現在も続く芸術新潮・堀江敏幸のエッセイなどの挿画を描いてきました。今回は、アクリルグアッシュによるこれまでの仕事の原画と、オリジナル作品、新作などを展示します。
守屋玲子プロフィール>
1978年東京生まれ。16歳より油絵を始める。建築・インテリアデザインを学び、建築会社で働く。絵を志し、セツモードセミナー入学。在籍中よりイラストレーターとして仕事を始める。2007年HBギャラリーFILEコンペティション大賞(藤枝リュウジ賞)受賞。同年4月にギャラリーハウスマヤ(東京)で初個展を開催。個展をきっかけに角田光代「紙の月」新聞連載小説挿絵(全200話)の仕事を手がけることになる。夏にHBギャラリー(東京)で大賞受賞個展を開催。Tokyo Illustration2007公募入選(下谷二助賞)。「紙の月」作品で、アメリカンイラストレーション年鑑のコンペ American Illustration2008(アメリカ)で作品数点が年鑑に掲載される。
2013年結婚を機に、松本へ移住。
子育てをしながら、小説新潮、芸術新潮、ねじめ正一「むーさんの背中」新聞連載小説挿絵(全244話)、広告などの仕事を手がける。個展のほか、海外アートフェアへの出品も行う。