7月1日(土曜)~10日(月)アマラ和作品展 『不安定要素』


土・日・月のみ。合計6日間 13:00~15:007月1日(土)ー10日(月) 13:00?17:00(土、日、月のみ開廊) 計6日間
 アマラ和(あまらより)は精神科ソーシャルワーカーとして勤務した後、チベットからエジプトへの1年半の一人旅、舞台芸術の研究所での身体表現修行などを体験。2013年からシングルマザーとして北杜市に在住、さまざまな人生経験が作品の変遷につながります。「我々は不安定な中に生きる実感、快感を得る生物である」との今回のコンセプトは美しくひび割れた画面に表現されています。
●今回の個展へのステートメント
 世界も人間も不安定で破滅的な部分を持っている。それらを直視せずに理想郷を語ることは出来ないし、我々は不安定な中に生きる実感、快感を得る生物である。当展示ではアクリル絵具に廃材やミクストメディアを用い、ひび割れや鉱物(自然物)的、人工的質感を交えることで、不安定な世界の長い年月、不安定な人間の意識、そこにある永遠性と生命力を表したいと制作した。作品と鑑賞者の間に共通する不安定要素が現れたら幸いである。
●作家プロフィール
1972 東京生まれ
1994 日本社会事業大学社会福祉学部児童福祉学科 卒業
1998年よりチベットからエジプトへの1年半の一人旅で絵を描き始める。
2002年から2年間、パパ・タラフマラ舞台芸術研究所入所。バレエ、コンテンポラリーダンス、演技、舞踏、など身体表現の研鑽を積む。
以降、絵画展示、身体表現、を行いつつ精神科ソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士)。
 東京、関西、バリ島などでも絵画展と身体表現を行う。
山梨県では、21世紀の縄文人展(北杜市)、ますとみやまART(北杜市)、NOWHERE展(山梨県立美術館)、などに参加。

6月3日(土)ー12日(月) ブラックホール 高橋辰雄個展  


画像は高橋辰雄『不安のオリジン』より 
 数年前から難病の重傷性筋萎縮症を抱え、車椅子で行動しながら作品制作に取り組む高橋は今年ことに旺盛に制作、発表を行っています。長野県との県境である山梨県北杜市に位置するイグレグでの個展は、個展で長野を縦断する試みの出発点としたい、と企画されました。
 ブラックホールをタイトルに据えたのは「誰も見たことがなく、科学者だけでなく、芸術家にも刺激を与えてくれる存在だから、私も楽しもうと思って」闊達な創作のモチベーシヨンとしたようです。
 段ボール、針金、木製パネルを使ったオブジェたちから「楽しみ」の軌跡を感じ取る楽しみを味わっていただけることでしょう。

●作家略歴
1952年、 山梨県甲府市生まれ。甲府第一高等学校卒業、2,3年時は大学紛争の最中で大学受験も中止となり混乱した状況を過ごした。
とりあえず地元の山梨大学工学部計算機科学科に一期生として入学、卒業後、改めて、Bゼミ-school、創造のアトリエ(横浜)に学ぶ。
大学に戻りしばし研究生として過ごしながら、再び上京し東中野の新日本文学会文学学校に学ぶ。’80年代以降は活動拠点を山梨に置く。
地場産業に密着したデザイン事務所を営みながら、<絵画のプラクシス(実践)展><環境芸術ワークショップ>を半世紀を越え主宰。
美術家&ライターとして、山梨を中心に横浜、東京、静岡で発表を重ねて来た。

5月20日(土)~29日(月)藤井浩一朗 『人と彫刻のあいだに在るもの・雑木林での制作から』

毎週土日月 合計6日間 13~17時

2011年~2023年の作品を展示します。新緑と響きあう造形をお楽しみください。

作家からのメッセージ
 1989年より、「存在すること」をテーマに、鉄・鉄粉・針金・紙・透明樹脂・言葉・石などの素材を通じて野外彫刻、立体、平面作品の制作及び執筆を行ってきました。「存在」とは、意識することで立ち現れてくるものだと捉えています。
 このたび、12 年ぶりとなる個展を、前後に南アルプスと八ヶ岳をのぞむ若葉みどりの場で開催いたします。タイトルは「人と彫刻のあいだに在るもの・雑木林での制作から」として、つくられた実体をもたないかたちに、新たな存在のよりどころを感じていただければと思います。それはあたかも、直接には触れることのできない「こころ」のように。

エッセイ「石に引いた正中線」(2018年)から
大 理石を素材に、一見左右対称のようにみえる彫刻を制作している。シンメトリーにみえて、実は微妙に左右が違うように進めている。いや、進めているのではなく、石が私にそうさせるのだ。
( 中略 )出来上がった作品を前にして、それに気づかない人は、シンメトリーの呪縛に縛られている。
( 中略 ) 自分の顔を鏡で見るとよくわかる。左右の眼のかたち、位置、大きさは、決して同じではない。( 中略 ) しかし、左右対でないものに心臓がある。
それどころか一つしかない。血液の流れをつかさどる重要なポンプの役割があるこの心臓の相方はどこにあるのか。( 中略 ) かたちをもたない「こころ」というものが心臓の相方ではないかと考える。( 中略 )「こころ」のポンプを動力として制作はあるのだと思われる。

藤井 浩一朗 略歴
1963 年大阪生まれ。1988 年東京造形大学造形学部美術 II 類 ( 彫刻 ) 卒業。1990 年同大学彫刻研究室修了。1997~8 年ニューヨーク在住 ( ポーラ美術振興財団在外研修 )。1999 年国内若手芸術家研修 ( 文化庁 )、ホルベインスカラシップ。2008~9 年上海在住 ( 文化庁若手芸術家在外研修・復旦大学上海視覚芸術学院 )。
ときわ画廊、INAX ギャラリー 2, 伊藤忠ギャラリー、ギャラリーせいほう NADiff( いずれも東京 )、高島屋本店 ( 大阪 ) などで個展開催。
主なグループ展に、ソクラテス彫刻公園プロポーサル ( ニューヨーク )、VOCA2000、VOCA2001( 上野の森美術館 )、中国万国博覧会彫刻プロジェクト ( 上海万博公園 )。

4月1日(土)~10日(月)尾形祐美 尾形和則 『旅の二人』展


上 尾形祐美 鏡 (銅版画 A4額装)  
下 尾形和則 チェスキークルムロフの野外オペラ (油絵 100号)
4月1日(土)ー10日(月) 13:00〜17:00(土、日、月のみ開廊) 計6日間

尾形祐美 尾形和則
旅の二人展

 姉、尾形祐美の銅版画、弟、和則の油絵を展示します。
 ともに北杜市の育ち。祐美(ブラジル生まれ)は東京とチェコのプラハでチェコ語を学んだあと、2015年からチェコに在住しています。
 ファンタスティックな銅版画、絵本の個展やワークショップを旺盛に行い、チェコ人の夫とともにチェコ人の句会「月見草」を主宰。今年は第3句会句集も出版、絵と言葉の作家として活動しています。
 弟、和則は2008年に駿台甲府高等学校美術デザイン科を卒業後、日本外国語学校、東京ビジュアルアーツ専門学校の映画監督コースでも学びました。
 彼の本領はウイーンなどの中央ヨーロッパの都市、南米ブラジル、グアム、台北、四国、諏訪湖などの旅で得たインスピレーションによる絵画。エキゾティックで野太さの中の詩情が魅力です。昨年は二科会会員に推挙されました。

★作家プロフィール
おがたひろみ
絵とことばの作家。
富士山の麓で生まれ、2歳までブラジルで過ごし、八ヶ岳の麓で育つ。
東京とプラハでチェコ語を専攻。
60年代チェコ映画界で活躍した衣装デザイナー、エステル・クルンバホヴァーについて特に研究する。
その後東京で司書をしながら、絵本づくりと銅版画を学ぶ。
2015年プラハに再び渡り、個人アトリエや大学で銅版画の教室に通う。
2017年から南チェコ在住。
チェコ人の夫と共にチェコ人の句会「月見草」を主催。
保育園児から高校生や大人までを対象に、自作の絵本を使ったワークショップや句会を行っている。
2014 松本 蔵シック館 弟との二人展 『庭』
2014 東京 トムズボックス 個展 『まどとゆき』
2015 東京 トムズボックス 個展 『はなとさんぽ』
2016 プラハ 個展 『エステルとまちあわせ』
2016 東京 カフェアンジェリーナ 個展『エステルの部屋』
2017 津金 明治カフェ 個展 『まどのむこう やまのむこう』
2018 チェスケーブデョヴィツェ ギャラリー昼の月 個展『NANIMOON』
2019 チェスケーブデョヴィツェ MATAHARI 個展『えとことば』
2020 小淵沢 PAPYRUS 個展 『八ヶ岳八景』
2020 絵本「ねこのコスモスといろんなおと」出版(チェコ)
2021 ヴォドニャニ 町立ギャラリーシナゴーグ 個展 『HIROMI HOUSE』
2021 句会句集「PUPALKA2」、
   絵本「ねこのコスモスとおはなみ」出版(チェコ)
2022 ピーセック 市立図書館 絵本原画展 『コスモスと春』
2022 ヴォドニャニ カトリック教会 個展 『花いっぱいの教会』
2023 句会句集「PUPALKA3」出版

おがたかずのり
祐美の弟。ユニークな画家として多くのファンを持つ。北杜市小淵沢在住。
2008 駿台甲府高等学校 美術デザイン科卒
2010 日本外国語専門学校 ボランティア科卒
2012 東京ビジュアルアーツ専門学校卒
      映画専攻(映画監督コース)
2012 中央ヨーロッパ(ウイーン・プラハ・ザルツブルグ・マンスフェルト)など旅をする。
2014 松本クラッシク館にて
       尾形和則*尾形祐美(姉) 二人展
2015 南米ブラジル リオデジャネイロ・サンパウロ・パラナ・マットグロッソ(パンタナール)リオグランデ ドスールなど旅をする。
2016 グアム旅行
2017 台湾旅行 台北
2019 四国巡り (3月)
   諏訪湖を描く展 「諏訪ガラスの里」にて展示(11月)
2020 山梨県北杜市 おいでやギャラリー 個展
2021 諏訪湖を描く展「諏訪湖ガラスの里」にて展示(11月)
2022 2月おいでやギャラリー  個展
   5月 二科山梨支部展     入選
   9月 第106回二科美術展覧会 絵画部 入選

リント吉本 博美 ・アウトサイドイン塚田 紀子 「自由が丘 Depot39」をオマージュ 」 出版記念展示会


2022年10月1日(土)~3日(月) ・ 8日(土)~10日(月) 合計6日間
11:00~17:00(初日と8日は13:00~)

リント吉本 博美 ・アウトサイドイン塚田 紀子
「自由が丘 Depot39」をオマージュ
出版記念展示会

 を開催いたします。
 今から約40年前に日本にカントリーアンティークという概念を広め、雑貨ブームを起こしたDepot39(デポ39)のディレクター、天沼寿子の10回忌(2012年10月12日没)記念の催しです。天沼の薫陶を受けた二人の出版記念展示会の形式をとりました。ギャルリイグレグ八が岳はもと天沼の山荘でした。天沼についてはこのギャルリイグレグ八が岳ホームページの沿革らんに。
 
 吉本博美は 9月20日発売の 家の光協会刊
『はじめてのナチュラルドライフラワー』(今回の展示作品は26点)
 塚田紀子は文化出版局刊の2冊
『キモノリメイクソーイング』(30点)
『バルト三国で出会った素材で作る手作り服と小物』(共著・30点)
 今回はこれらの掲載全作品の展示が中心となります。そのほかDepot39ゆかりの人たちによる懐かしいケーキやクッキー、ドライフラワー、ステンシルなど、そしてその発展系も並びます。Depo39でのセンセーショナルなドライフラワーを提供していた北杜市のエフスリーも加わります。
★ワークショップ
「ガラスエッチングミニレッスン」 10月2日(日)・3日(月)
「木の実いっぱいのガーランドスワッグ」 10月9日(日)・10日(月)
詳細はお尋ねください。

小川格 リヴァーブ展 アーティストトークのご案内

-768×1024.jpg” alt=”” width=”584″ height=”779″ class=”alignnone size-large wp-image-691″ />
小川格 リヴァーブ(反響)展は好評開催中です(19日月曜まで)。洒脱で楽しげな展示風景をごらんください。9月17日(土曜)午後3時より小川格によるアーティストトークを行います。本、雑貨のミニバザーも開催。売り上げはユニセフ・ウクライナの子供たちへの支援に使わせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

9月3日(土)~19日(月)小川格『リヴァーブ(反響)』Reverberation

12:00〜17:00(土、日、月のみ開廊)
9月17日(土)15:00よりアーテイストトーク

 小川格(おがわいたる)は1969 年東京都生まれ。1997年ベルギー王立アントワープ美術アカデミー修了後、2002年より東京では待機児童となった長男の保育園入園を求めて長野県茅野市へ移住、以来20年、森の中のアトリエで制作を続けています。
 活動は長野県を中心に東京や近隣県、ベルギー、マレーシア、インドネシア、ポーランド゙等で展示のほか、グループ展やプロジェクトの企画、小中学校への出張授業、ワークショップ、絵画教室等も実践。
 今回の個展では、「さまざまな違ったタイプの絵画作品を大量に並列する事によって、絵画がお互いに反響し合いながら、絵画同士の調和や分裂、反復や断絶、対比や類推などの多重性とその残響とを壁面で奏でたい」との思いで作品を構成しています。独特のやわらかな中間色による絵画の豊かな森を周遊するともいうべき個展となりました。
●素材 
キャンバスに油彩の絵画作品。及び、紙に水彩や色鉛筆等のドローイング作品
●素材別点数
キャンバスに油彩:20〜40点ほど
ドローイング作品:10〜15点ほど
●大きさ
120号〜0号

作家からのステートメント
 コロナ禍は既に三年を超えて私達の生活を侵食し続けている。
 更にその少し前から、私の制作は大変苦しい袋小路に迷い込んでいた。コロナ禍を迎えた時には自分ではなんともないつもりでいたが、実際にはティーカップ中で解ける角砂糖のようにも目に見えてジワジワと、私の絵画と方法とは形を見失い溶解していった。6〜7本もの展覧会予定が延期または中止となり、〆切りの無い無際限の制作は以前なら筆を止めていたであろう絵画に余計で不要な筆を入れ過ぎる事によって次々とそれらを破壊する結果を生んだ。出口があるのか分からない暗く陰鬱なトンネルをトボトボと歩く心象が、更に暗い心持ち増幅させたのだった。
だが昨年、今回のイグレグにての展示が決定し、それをトンネルの出口の明かりと信じて、絵を大量に駄目にしながらも何とか歩を前に進める為の糧とした。ご批評ご高覧頂けますと幸いです。

茅野市に移住の動機や年月
ベルギー留学から帰国し二年程が過ぎた頃、長男が生まれた。
住んでいた東京では当時も待機児童で溢れ保育園への入園は難しく、また私には絵画制作する場所も無かった。
長野県茅野市の山奥には両親の建てた家がありそこにはアトリエとなる場所もあった為、市役所で尋ねてみると、長男はすぐ近く(といっても6キロ先)の保育園に入園させてもらえる事となり2002年に一家で移住、三年程度で東京へ帰るつもりだったが次男も生まれ、育児には良い環境だなと思いながら、いつしか二十年もの月日が経った。ふと時折、東京にずっと住み続けていたらどうなっていたかと夢想する刹那もあるが、詮無いことである。沢山の人々との出会いは移住した故に生まれ得た僥倖である。この地での充実した期間だったと信じている。
「誰もがその願ふところに
住むことが許されるのではない」
という一節が、昔好きだった昭和の詩人、伊東静雄の処女詩集にあり、移住したての頃よく反芻していたことを今ふと思い出す。
そう、今回の展覧会タイトル「リヴァーブ(反響)」とは、その伊東静雄の第四詩集『反響』(と音楽用語と)から採った。『これ等は何の反響やら』

近年の展覧会(抜粋。★印は個展)
2022年 「大地の芸術祭 越後妻有2022」(Ongoing Collectiveとして)(三省ハウス/新潟)
「イナイナイアート in 笹離宮」[企画提案:小川格](笹離宮(蓼科笹類植物園)/長野)
「MIX 岡谷アートフェスティバル2022」(岡谷市美術考古館、テクノプラザ岡谷/長野)「みのかもannual 2022」(美濃加茂市民ミュージアム/岐阜)
「マチノマドvol.2」(アトリエT 風我/長野)2021
「ギャラリー・バードハウスvol.2」[企画提案:小川格](茅野市内5つのミュージアム/長野)2020
「ゴチャマゼの混乱」★(ギャラリー・アマノ/山梨)
「メイメイアート・オンライン」★(長野県「頑張るアーティスト応援事業」によるWEB上の個展)
「イナイナイアート」[企画提案:小川格](茅野市美術館/長野)
「ALTER EGO」(Line Side Cafe/岐阜)2019 「ぼくの好きな先生(方)」★(アートセンター・オンゴーイング/東京)
「International Workshop of Painters Symposium of Local Cultures」(スタリソンチ(ポーランド))
「マチノマド」(岡谷市美術考古館/長野)2018
「カラッポからはじめて(中洲小学校とのコラボ展)」★(諏訪市美術館/長野)
「メイメイアートinジョグジャ」[企画:小川格](ACE HOUSE COLECTIVE/ジョグジャカルタ(インドネシア))2017
「96粒涙滴」★(ギャラリー・アマノ/山梨)2016
「DUIKBOOT(潜水艦)」(De Lange Zaal KASKA/アントワープ(ベルギー))2015
「テトリス・ハイ」★(アートセンター・オンゴーイング/東京)2014
「いろのしずく、いみのあぶく」★(八ヶ岳美術館/長野)2015, 2017, 2019
「メイメイアートvol.1~vol.3」[企画提案:小川格](茅野市美術館/長野)2014~2018
「まちの展vol.1~vol.5」(茅野市民ギャラリー及び茅野市街/長野)」

8月20日(土)~29日(月)渡邊美優 すべてのいのちのために

 
13~17時 作家在廊日20,21,27、28日
渡邊美優は1998年、南アルプス市生まれ。山梨大学在学中から作品を発表していましたが、本格的な個展は今回が初めて。クリムト、エゴン・シーレ、ジョージ・オーウェル、ブラッドベリが好き、という志向が画面に表れたのでしょうか、アニメの影響をあからさまにするこの年代の作者とは一線を画する表現になっています。イグレグが広い年代の鑑賞者に見て楽しんでいただきたい、と企画したゆえんでもあります。
 昨年からは公立中学校の美術教師として奉職、子供たちへの愛おしさをつのらせ、美術を楽しむ姿を見せたいとの思いを抱くようになったといいます。また、下記コメントにもあるように、昨今の世界情勢を憂慮した子供を思う気持ちが制作の動機になっていることがうかがえます。

渡邊からのコメント
 今回はいのちをテーマにした作品を多く展示します。すべてのいのちのために、祈るような気持ちで描きました。生きるという行為は、痛みを伴います。どうか、この世に生を受けたあらゆるいのちが、幸福に暮らしてほしい。そんな思いで、今回のタイトルをつけました。

花豆、徳永イベント中止のお知らせ

8月7日(日)10時30分から花豆「夏の小さなコンサート」と
続く11時すぎの徳永瑞子トークイベント「アフリカの現場で命と向き合った40年」は
残念ながら中止させていただきます。
それぞれご家族の都合と、病気で療養中のご親族の様態が急変したためです。
会場では徳永さん活動のパネル展示、著作コーナーをご覧いただければさいわいです。

旅するYogiYogi展 お知らせその2


『旅するYogiYogi八ヶ岳編2022』

会期: 7/29(金)~8/2(火)  5(金)~7(日)  10(水)~13(土)  15(月)~16(火)  
合計 14日間  10時~17時
  ※参加費無料

 旅するヨギヨギは手作り創作絵本とアート作品の移動ギャラリー。
換気のよい会場内で、今回は山梨の美術家、坂本泉、ふそまゆみ、渡邊一仁の美術絵本も展示します。
また、涼しい木陰での密を避けての各種のイベントも充実、素敵とマジメと楽しさが渾然一体の不思議空間は健在です。会期中はリリイさんが在廊します。
 
—————————————————-
7/30(土)10時半~ 11時15分
 絵本紙芝居 by さわもりりさ

8/5(金) 6(土) 終日随時
 いっしょに楽しもう!「たっぷり、わらべ歌びより」
  中井英美(わらべうた伝承家・NPO法人神戸コダーイ芸術教育研究所講師) & 村田美菜子  

8/7(日)10時半~11時
 ♪歌とピアノと手話うたと ほんわか5人のユニット『花豆』による「小さな夏のコンサート」
    11時~12時
 トーク「アフリカの現場で命と向き合った40年の日々」徳永瑞子(助産師・看護師/元アフリカ友の会代表 検索を!)

8/11(木祝) 10時半~ 12時
 トーク「絵本から読みとく すてきな年の重ね方」
  岩渕亜希子 追手門学院大学准教授(社会学)